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2006年1月18日 (水)

受信部シングルスーパー化

最近、帰りが夜遅くなってきて、DC受信機では全然使えない私になってきました。(BCのかぶり時間)

原因は強力放送波に対して、NE612のギルバートミキサが耐えられないと言うのが原因だそうで

ひとつの解決策としてはダイオードによるDBMにしてしまえば良いそうなのですが、せっかくのNE612の利得がなくなってしまうこともあり、いっそシングルスーパー化を考えました。

DSCF0007 回路図を見るとNE612の前のコイルが複同調に成っているところから切り離して、IF段に渡す事が出来そうです。

ここから、引っ張り出して周波数変換、クリスタルフィルタ、IF増幅、そして元のNE612に戻せばシングルスーパー化となります。

当然、今あるNE612は局部発振&復調用になりますのでLC発振から水晶による発振に改造します。

でその、IF段の回路ですが・・・DSCF0009

手書きで申し訳ない(^^;

ダイオードDBM(簡単そうだったから)による周波数変換の後、水晶3段による、狭帯域のクリスタルフィルタに入ります。

クリスタルフィルタは自作派のホームページを見ていると5段程度の物が多いようですが、3段と控えめにしました。

もともと、サトーDC受信機はAF段に良好なアクティブフィルタを構えているので、「甘めでいいかな(^^?」と言うのが理由です。

で、IF増幅ですが、ここは2段=60dB程度は引っ張りたいところですね。

昔から、高1中2と言う位なので、これで考えました。これも元がDC受信機で、AF段で結構な利得で引っ張っているので、あまり無理に引っ張る必要は無いかなと・・・(ハムのトランジスタ活用なんか読んでると120dBくらいですが・・・)

簡略化&発振を恐れて、ココはIC化します・・・がこの御時勢、IF増幅だけのICなんてなかなか無い!

サトー電気の広告と、昔の「電子回路ハンドブック」を片手に探しまくると、昔のICでTA7061を見つけました。

70年代のトランシーバーでは良く使われたようですが、今ではすっかり廃品番です。サトーではまだ手に入りました。

このICひとつで2段増幅が出来、60dBの利得が期待できます。ちなみに1段増幅のTA7060は今でも売ってます。これ2個の方が安い(^^; でも、小さくしたいので、TA7061で行きます。

で、組みあがったのが次の写真。DSCF0008

自分でも意外なのですが、「小さい!」&「簡単!」やはり、歳のせいもあり技術力上がった?!(笑)

プリント基板は高周波用と謡われているメッシュアースの蛇の目基板にしてみました。でも、2/3くらいの面積になってしまいました(^^;;

さて、あとはVXOの周波数変更と送信用の局部発振&ミキサの製作です。

送信用の局部発振&ミキサは以前買ってきたTA7358でズボラしようかなと思います。なんせ安いし簡単ですもんねぇ〜(そのとき@78円)

局部発振、VXOの周波数の予定は以下の通り。

VXO:水晶18.1MHz(2個でS-VXSO)

局部発振&クリスタルフィルタ:11.059MHz

です。どちらもサトー電気でそろえられます。18.1Mの水晶はちょっと高いです。

11.059MHzは1個160円でリーズナブルです。

VXOの改造&送信用ミキサ&局部発振は次回の休みに製作します。

それまでは、遅い晩御飯食べながらコイル巻きですな。。

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コメント

素晴らしいですね。
私もいつか自由に改造できるようになりたいなぁ。。。

投稿: jl3amk | 2006年1月19日 (木) 10時35分

お疲れ様です。

ダイオードDBMのほうがよい結果が出そうなんですね。私も40mのDC機はダイオードDBMで何とか交信にこぎつけましたが、SA612の30mはどうしてもうまくいきません。

投稿: uk/ji2med | 2006年1月20日 (金) 23時21分

jl3amk様
どうもご無沙汰です。
K1の改造はいかがですか?

私の場合ここまでやると作り変えかな?
どうも、他のOMの皆様みたいに作ったり壊したりのループにはまりそうな気がします

投稿: JE1BKC/濱 | 2006年1月21日 (土) 22時02分

uk/ji2med様
やっと、今日は久しぶりの2連休で雪の(大雪!)足りない部品の買出しに行ってきました。
DC機は難しいですね。
「ゼロから作るアマチュア無線・・」でミズホの高田OMも非常にシンプルなRF1段+ダイオードDBMの受信部を書いておられました。
(お会いしたときも「これがお勧め(^^!」って感じだった)

DC受信機のミキサ部分はフィルタや、AGCも無くいきなり色んな電波を放り込まれるので、近接&強力波に強くないとダメみたいですね。
SA612等のギルバートミキサはAGCやフィルタである程度管理された条件で能力を発揮するのかなと言うのが私の結論です。

で、さらに昔サボった大学の電子回路の教科書をもう一度読み返し中の私です。(ギルバートミキサの章があった)
資料持込試験で取れる単位だったもんで・・・
(^^;

投稿: JE1BKC/濱 | 2006年1月21日 (土) 22時17分

K1の改造は、後はSSB対応ぐらいですね。4バンドモジュールのハイバンド化もやりたいですけど。

次のキットはSmall Wonder LabsのHiMiteになりそうですが、注文してから届くまでに時間がかかりすぎるのが難点です。そろそろ2ヶ月ぐらい経ちます。早く届かないかなぁ。。。

投稿: jl3amk/柴田 | 2006年1月21日 (土) 23時04分

私の作ったDC受信機は、まさに「ゼロから作る...」のデザインです。初めてCWのトーンが聞こえた時は感動しました!

投稿: uk/ji2med | 2006年1月22日 (日) 22時46分

jl3amk/柴田さま

Small Wonder Labsですかぁ~
何でか、納期は掛かってますねぇ~
私も、一時期「DSW」を検討したことが・・
でも、あまりに納期が掛かりそうなので断念したことが・・・注文来てから部品集めなのでしょうか?

投稿: JE1BKC/濱 | 2006年1月23日 (月) 22時34分

uk/ji2medさま
おお、ダイオードDBM機ですかぁ~
それの方がゲインは控えめですが、確実でしょうねぇ。
30mは、やはりBC帯のカブリですか?
SA612の局発入力は、色んなところで解説がありますが、カブリ対策はとりあえず、BPF付けるくらいしか無い?!
あと、トランジスタorFETのDBMも良さそうです。(カブリ ゼロにはならないらしい)

投稿: JE1BKC/濱 | 2006年1月23日 (月) 22時39分

はじめまして。
QP-7、サトーのDC受信機でCWトランシーバ製作、
楽しい?製作風景、おもしろくてついつい、
コメントを書きたくなりました。
実は、私も同じことを5年前に、考えついて、
実行してしまった、ひとりです。
これを使って、7Mhz CW オンリーで局免許申請して、5年ほど、CW(和文)で楽しんできました。
今年の4月で免許は切れました。
私の場合、TXとRXは、別のものとして、考えて、
組みました。VXOは、共用はしませんでした(受信帯が、ssbをカバー出来なくなるので)、BCの通り抜けは、フルサイズの7MHZ-DPを張れましたので、
案外簡単に解決しました。 TXとRXを一つの箱のなかに収めて、トランシーバーとして使うように、考えて、VXOは、送信のみで使用しております。
ゼロインは、昔昔、のやりかたで、キャリブレーションでやります。 頑張って、ください。

投稿: yosi | 2006年5月27日 (土) 06時12分

yosi様
コメントありがとうございます。
同じことを考えている方いらっしゃいましたか~
(^^)
私も最初TX/RX単独で考えていたのですが
徐々に欲が出てきてしまい、トランシーバーにして、次は、RXをシングルスーパーにしてと、どんどん深みにハマっています。
住宅環境が大きいのですが、まともにアンテナが建てられないというのがこんなに、マイナスポイントになるのかと、切実に感じています。
そんなわけで、ただいまVXOの基盤設計と住宅取得で大悩み中です。。(当然、郊外1戸建て狙いです)

投稿: JE1BKC/濱 | 2006年5月28日 (日) 21時19分

こんばんわ。
TA7061で検索して辿り着きました。
昔々の九十九里スタンダード似のリグを自作しに準備をしていますが、TA7061のデータがなく困っています。
どちらかのfreedatasheetサイトにありませんか?
私の持っているのはTA7061BPです。
どなたか教えて下さると幸いです。

投稿: ときふる | 2008年12月26日 (金) 20時11分

私データシートもってます。
メールアドレス教えてもらえたら、おくりますよ

投稿: JE1BKC/濱 | 2009年1月 5日 (月) 10時46分

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